「あなたNさんっていうの?」
N様というお客様の出会いは、名前が似ているということから始まりました。
私の働くコールセンターでは、業務のひとつに全国の既契約のお客様に、新規で通販商品の提案や直販社員である当社ライフカウンセラーのご紹介を行っています。一本の電話を通して出会ったN様は、ざっくばらんでユーモア溢れる方で、出身地から家族構成まで様々なお話をさせて頂きました。
またその中で、がん保険のご提案をさせて頂きましたが、すでにがん保険をお持ちのN様の顕在ニーズはありませんでした。しかし、他社がん保険情報をヒアリングするなどN様との会話を通じて、その部分の潜在ニーズを深堀していくなかで検討用として資料送付にこぎつけることができました。
ただ、60代男性ということもあり、保険料の高さがネックというお気持ちを教えて頂きました。寄り添いを忘れないよう心掛けつつも、万が一のときのお客様のニーズ喚起をしていきました。特に、お客様が私の父と同級生ということもあり、父が勇気のお守りに加入した経緯や思いを、N様のことを自分の父だと思ってお伝えする中で大きく頷いてくださいました。
突然のお電話でのご提案だったので、最初からごり押しするのではなく、ニーズ喚起した上で通販と対面の違いを説明したり、お客様のご意向にそった商品提案を2回、3回と繰り返してきました。その中で、お客様が「忙しいから近所の代理店で申し込みしてもいい?」とおっしゃいました。私は一瞬、自分の営業成績に入らないんだけどな~と頭をよぎりましたが、「お客様を勇気のお守りでお守りすることができるなら、代理店だっていいや」と腹を決めて、「N様にとってご近所であれば、お手間かけないので、ぜひ代理店さんでお申し込みください」とお伝えしたところ、N様は私が自分の営業成績よりも、N様の利益を優先したことに感銘を受けたらしく「やっぱりあなたから申し込む」とおっしゃって下さり、結果通販でお申し込みくださいました。
また、後日下記のサンクスメッセージをくださいました。
「突然の電話でしたが、とても好感のもてる対応でした。
当初は保険に加入するつもりはありませんでしたが、真摯で、解りやすく、熱心な電話応対でしたので加入することにしました。
いままで、沢山の営業電話を頂きましたが、最高でした。」
本当にこの仕事をしていてよかったなと思った瞬間でした。ひまわり生命に入社して約10か月。まだまだ至らない点があり、凹むことの多い毎日ですが、「ひまわり生命のYes」に掲げられているように「家族や友人に自信をもって話せますか?」という指標を今一度肝に銘じてオペレーションに励んでいきたいと思います。また、N様にいつみられても、また褒めて頂けるように、心を磨いていきたいと思っています。