18年間療養した父

本社部門:Tさん(30代)男性

私が中学3年生の頃、父はくも膜化出血を発症しました。
タクシーの運転手をしていた父ですが、運転中に発症し、そのまま意識を失い、電柱に激突したと自宅に連絡がありました。
幸いにも命は無事でしたが、頭に障害を負い、それ以降全く働けなくなりました。
自宅療養と入院を繰り返しましたが、ずっと家にいることで運動機能も低下し、足も悪くなり、その他疾患も発症し、最終的には要介護5認定を受け寝たきりとなりました。
父は医療共済と少額の終身保険しか加入しておらず、あっという間に請求限度を超えてしまいました。
そして18年間の療養後、父は亡くなりました。

当時は一家の大黒柱が働けなくなり、パートをしていた母が1人で家計を支えることになりました。
生活するだけで精一杯であり、高校卒業間近、進路を決めなければならない時期に、家のこともあるので大学進学は諦め、就職するしかないかと考えていたところ、母が「お金はなんとかするからあなたは大学に行きなさい」と言ってくれ、無事に大学へ進学することができました。

就職活動をする際、自分の経験から生命保険、損害保険会社中心に回りました。
多くの会社で面接し、志望動機を聞かれたときは必ず父の話をしました。
そしてひまわり生命から内定をいただくことができ、すぐに母に報告しました。
母は喜び、私に保険証券を見せてくれました。
「うちがお世話になっている保険だよ」と加入保険会社を確認すると、なんと生命保険はひまわり生命、損害保険は損保ジャパンでした。
たまに保険代理店の人が家にいるのを見たことがありましたが、保険証券を見るまでどこの保険会社かは全く知りませんでした。

ひまわり生命に入社できたことは、今でも大事な御縁と感じています。
私はこの会社で、自分が経験してきたことをお客さまに伝え、生命保険の必要性、重要性を広めていきたいと思います。