LC(ライフカウンセラー)とお客さまとのつながり

営業部門:Hさん 女性

私がLC支社に所属していた頃、ライフカウンセラーからお客さまとのエピソードを聞き、生命保険の存在意義を感じました。なかでも特に印象に残っているものが2つあります。
1つめは、収入保障保険に加入中のお客さまが、ゴルフ場で倒れて急死され、その残されたご家族の話です。亡くなる直前に減額の手続きをしたばかりだったため、妻はパートを掛け持ちしながら、中学生と小学生の2人の子供を育てられました。長男は多感な時期に父親を亡くし一時登校拒否になりましたが、ライフカウンセラーは保険金が支払われた後も家族と交流を続け、子供に震災の復興支援に連れて行くなど、社会との関わりを持たせてあげていました。その後長男は、進学、就職し、結婚した今はそのライフカウンセラーから保険加入をされています。保険が残された家族の役に立ち、またライフカウンセラーが保険会社の人としてだけではなく、一人の人間として付き合いを大切に続けておられる姿勢に大変感銘を受けました。
2つめは、母亡き後も保険を継続いただいている子供の話です。病気がちだった母が子供に、医療保険だけでもかけてあげたいと当社に資料請求をしたことがきっかけでライフカウンセラーとの付き合いが始まりました。加入後に母はがんで他界し、母子家庭だったため、残された高校生の2人の子供達は、アルバイトをしながら生活をすることになりました。そんな姿を見た周りの大人からは、保険は解約した方がいいと勧められたそうですが、子供は、「お母さんが入ってくれた保険だから続けていきたい。」とアルバイトで稼いだお金で保険料を払い継続いただいています。現在、長女は教師を目指して希望の大学に進学し、ライフカウンセラーは子供達を気にかけ交流を続けておられます。そのような話を聞き、お客さまから保険料をお預かりする重み、我々はそのいただいた保険料で会社や生活が成り立っているということを忘れてはいけないなとつくづく感じています。
これまで当社で働いてきて感じた生命保険の重要性を、私は今年に入り、子供が生まれたばかりの甥に、「保険は必要な保障をしっかり用意しておいた方がいいよ。」と話して、ライフカウンセラーにコンサルティングの依頼をしました。甥は社会人になってから職場で加入した保険を整理し、当社に加入しました。そんな矢先、先日甥が勤務中の労災事故で倒れ、妻と翌月1歳になる子を残してわずか25歳で亡くなりました。生まれた時から成長を見守り続けていた甥が、まさか自分より先に亡くなるとは夢にも思わず、なぜこんなに早く保険金を支払う事になってしまったのかショックで言葉になりませんでした。しかしながら、甥がいざという時のためを思い加入した保険により、残された妻子が生活に困ることなく暮らせるであろうこと、とても複雑な思いですが必要な保障額をしっかりと設計してくださったライフカウンセラーに大変感謝をしています。私は、甥がこの世に生まれ残してくれたさまざまな思い出を胸にきざみ、これからも生命保険の大切さについて使命感を持って伝え続けていきたいと思います。