死亡保険金の大切さ

営業部門:Kさん(50代)男性

お客さまのお名前や時期は明確に記憶していない。担当者としての最終勤務地となった名古屋時代、2003年~2008年。当時は保険金・給付金請求時、募集人の皆さんは請求書等を営業店へ取りに来店し、送付依頼もあるがお客さまへ手渡ししたものである。手渡しすることもサービスの一環と考える方が多くいた時代である。特に死亡保険金請求となれば、同行依頼をされるケースが多くあった。

38歳男性、見直しし収入保障保険にご加入いただいて数年(だったと記憶)。お亡くなりになられ、49日が過ぎた頃か募集人と一緒にご自宅へ保険金請求書をお預かりしに伺った。奥さま・奥さまのお母さま・未就学児がいたと記憶している。仏壇に手を合わせて、書類に不備が無いか、確認させていただいた。

若くして亡くなられているわけで、悲しみに打ちひしがれていて当然である。そんな中、奥さまから募集人には感謝の言葉が述べられた。「見直していただいて、ありがとうございました。60歳まで月額20万円で組んでもらって、本当に良かったです。」と。「今しばらくは子供と一緒にいたい」とも。奥さまが席を外された際にはお母さまからも、「住宅ローンは無くなります。娘にお金を援助したくても先立つものはなく・・・。」と。

帰り道、募集人と車中にて会話した内容も明確によみがえります。「支払いになるなんて、ご加入時に思ってもみなかったけど、収入保障保険って本当にすごいよなぁ。奥さんが働きに出られるようになれば、住宅ローン無くマンションに住めて、何とかなるかなぁ(名古屋弁で)。」と。収入保障保険における万が一の際のお役立ちを伝えていく旨、気持ちを新たにしたようでした。

私自身、法人契約での死亡保険金のお支払いは何度か経験があったように思います。このように個人契約でお若くしてお亡くなりになり、遺族の方と直接お会いし、感謝の声をいただけたことは、私の会社人生の中で大きな出来事となりました。収入保障保険がお支払いとなった場合、天国のお父さんからのお給料のように遺族の方にお届けできることのすごさを目の当たりにした遠い記憶を思い出し、わたしの想いレポートとさせていただきます。