父親が倒れて

営業部門:Yさん(50代)男性

自分は今でも埼玉の実家に帰省して父親を見る度に後悔の念に捉われます。
父親は現在77歳、母親と2人で暮らしています。

父親は身長180センチでがっちりした体格、威厳があり子どもの頃からとても怖い存在でした。
今から20年前の9月、そんな父親が倒れて病院に運ばれたと母親から電話があり、静岡支社勤務であった自分は慌てて新幹線に飛び乗りました。途中、母親から電話があり、「すぐに手術しないと命に関わるから同意してもらいたいと言われたけど、自分一人では決められない」とパニックになっている母親の声を今でも思い出します。
原因は脳出血で手術は無事終わりましたが、半身不随で言葉も流調に話せない状態が今日まで20年続いています。

実は父親が倒れた1カ月前のお盆に帰省した際、自分は父親に当社の生命保険を勧めてました。昔から風邪を引いても何であっても毎日タバコを吸っていましたし、お酒ももちろん飲んでいた父親に万が一のことを考えてもらいたいと想い、設計書を作って加入を促したのです。
しかしながら、自分の想いが十分伝わらなかったため、父親にはまた考えとくと言われ加入に至りませんでした。
幸いにも住宅ローンは所定の高度障害状態に適用となり弁済となりましたが、生命保険はわずかでしたので公的介護保障を使える限り活用しました。あの時加入していれば、家族は心のゆとりをもっと持てたのではないかと思うのです。

以後20年間、母親が父親を介護しており、そろそろ施設に預けた方が良いのではないかと自分は話すのですが、もう少し頑張るが母親のいつもの返事です。

自身の経験から関わる方には同じ後悔をしてもらいたくないため、自身の父親に起こったことを話すようにしています。特にこれから生命保険を扱う方には、自身の大切な人の保険をきちんと把握して欲しいこと。また、募集人には目の前のお客さまに万が一のことが起こった場合に、お客さまやその家族を救えるかを問うてもらいたいこと。

そして、「健康応援企業」として取組む当社のビジョンに自分自身大きく共感できるところであり、当社のInsurhealthやサービスを通じて健康になったという声が聞けたら、自分の働きがいになることは間違いありません。