先進医療の療養をうける/うけたい

先進医療について

* 厚生労働省のホームページへ遷移します。

よくあるご質問と回答

先進医療とは何ですか。

先進医療とは、将来的に保険導入が期待されている医療技術で、厚生労働大臣が承認したものをいいます。


評価療養とは何ですか。

評価療養とは、厚生労働大臣が定めた新しい治療法や医療機器など治療費の一部に健康保険が適用される療養のことをいいます。先進医療については評価療養の一部です。


先進医療は一般診療と何が違うのですか。

一般的な診療を受ける中で、先進医療は本人が希望し、医師が必要性を認め、症状が条件を満たしており他に方法がない場合に行われます。治療内容や必要な費用について医療機関より説明を受け、同意書に署名し、治療を受けることになります。一般的な診療や検査と大きく違う点は「病院選び」と「費用」になります。


先進医療はどの医療機関でも受けることができるのですか。

先進医療はどの医療機関でも受けられるわけではありません。仮に先進医療の対象となっている医療技術と同等の診療や検査を行っている医療機関であっても、その医療機関が厚生労働大臣から承認を受けていなければ「先進医療」とは認められません。


先進医療の治療費は健康保険の対象になるのですか。

「先進医療に係る技術料」は全額自己負担となります。ただし、「先進医療に係る技術料」以外は健康保険が適用されます。


一般診療と自由診療の違いを教えてください。

通常、医療機関で診療や検査を受けた場合、健康保険が適用され、治療費は1~3割の自己負担となります。これらの診療や検査を「一般診療」(保険診療)といいます。しかし、中には健康保険の対象外となっている診療や検査があり、これらを自由診療(保険外診療)といいます。


健康保険の適用となった部分の自己負担額が大きくなった場合、何らかの補助はありますか。

先進医療に係る費用のうち、技術料以外(診察・検査・入院料等)には、「高額療養費制度」が適用される場合もあります。これは、同じ病院や診療所で支払った1ヶ月(1日~末日)の健康保険適用後の医療費の総額が80,100円*1を超える場合は、超えた額のほとんどが健康保険から支給される仕組みです。ただし、健康保険適用外の入院時食事代や差額ベット代などは対象になりません。*2

  1. 70歳未満で 標準報酬月額が53万円未満で住民税が課税される方の場合です。
  2. 平成22年10月現在の公的医療保険制度によります。

歯科のインプラント治療は先進医療に該当する治療対象となりますか。

2012年4月1日以降にインプラント義歯による治療を受けた方
インプラント義歯による治療は、先進医療給付金のお支払い対象ではありません。2012年3月31日以前に先進医療として認められていたインプラント義歯による治療は、2012年4月1日以降、保険適用に変更になりました。なお、一般的に歯科医院などで広く行われているインプラント治療は、従来通り、先進医療としての治療ではなく、自由診療となります。

2012年3月31日までにインプラント義歯による治療を受けた方
インプラント義歯による治療は、2012年3月31日まで、その一部が先進医療として認められていました。2012年3月31日までに、先進医療の治療として認められたインプラント義歯の治療を行っていれば、先進医療給付金のお支払い対象となります。しかしながら、先進医療として認められる条件が限られているため、先進医療の対象かどうかについては、実施医療機関の医師などへお問い合わせください。


粒子線治療とはどんな治療法ですか。

粒子線(りゅうしせん)治療とは、放射線治療のひとつです。粒子線治療は身体への負担が少なく、社会復帰が早いなどのメリットがあるとされています。また、外科手術では治療が困難な場所のがんを治療することもできるとされています。がん治療に利用される放射線は大きく光子線と粒子線に分けられます。光子線とは、エックス線やガンマ線などの電磁波をいい、粒子線とは、水素や炭素などの粒子を用いた放射線のことをいいます。


粒子線治療はどのがんに有効なのですか。

粒子線治療は、さまざまながんに適用されます。ただし、胃や腸、広く転移したがんに対しては、現状では治療が難しいとされています。
粒子線治療が行われている主ながん;頭蓋底腫瘍、頭頚部がん、眼腫瘍、肺がん(非小細胞型)、肝臓がん、骨腫瘍(特に骨盤・脊椎)、軟部組織腫瘍、前立腺がん


「がん先進医療特約」は、がん以外の病気に対する先進医療であっても、保障されますか。

「がん先進医療特約」は、がんを直接の原因とする先進医療のみ保障対象となります。


先進医療に関して、ひまわり生命に電話での問い合わせ先はありますか。

先進医療専用問い合わせ窓口をご用意しております。フリーダイヤル「0120-665-780」にて承ります。 ただし、先進医療専用問い合わせ窓口をご利用可能な方は、弊社の「先進医療特約」または「がん先進医療特約」を付加した保険にご契約いただいている方で、先進医療の受療を検討されている方、または先進医療をすでに受療された方となります。
【受付時間】
平日9:00~18:00

  • 土・日・祝日および12月31日~1月3日は除きます。

先進医療専用問い合わせ窓口で問い合わせできることは何ですか。

「先進医療給付金」および「がん先進医療給付金」のご請求・お支払い手続きに関する不明点などのご相談です。例えば、先進医療を実施している医療機関や、先進医療として認められている技術の概要についてご説明させていただきます。
また、「先進医療給付金」および「がん先進医療給付金」のご請求手続きについて不明な点もご相談に応じます。ただし、医療相談および医療情報の提供や医療機関の斡旋などは行いません。