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掛け捨て型の死亡保険のメリットとは?加入前に知っておきたい選び方や注意点も解説

「払った保険料が戻ってこないなんて、損じゃない?」
掛け捨て型の死亡保険について、こう感じたことがある方は多いのではないでしょうか。
医療保険などと比べると保険金を受け取る機会が少ないため、「本当に必要なの?」と感じて、検討を後回しにしてしまいがちです。その結果、内容を十分に理解しないまま、貯蓄型の死亡保険だけに加入しているケースも少なくありません。
しかし、子どもの年齢や住宅ローンの有無など、ライフステージによっては、掛け捨て型の死亡保険が大きな役割を果たす場面があります。実は、大きな保障が必要な期間に、少ない保険料でしっかり備えられるという点で、掛け捨て型の死亡保険はとても合理的な保険なのです。
この記事では、掛け捨て型死亡保険の仕組みや向いている人の特徴、加入前に知っておきたい注意点について、できるだけわかりやすく解説していきます。

掛け捨て型死亡保険とは?

死亡保険には、大きく分けて「貯蓄型」と「掛け捨て型」があります。貯蓄型は、積み立てたお金が将来戻ってくるタイプの保険です。一方、掛け捨て型は、契約期間中に万一のことがあった場合のみ保険金を受け取ることができる仕組みです。無事に契約期間を満了したときにはお金は戻りませんが、その分、保険料は割安です。
近年は、インターネットから気軽に申し込める商品もが増加しています。また、SOMPOひまわり生命の定期保険のように健康状態や喫煙状況に応じて保険料が割安になる商品も登場するなど、掛け捨て型はこれまでにも増して検討しやすい保険になっているといえるでしょう。

掛け捨て型のメリット

掛け捨て型が多くの方に選ばれているのはなぜでしょう? 3つのポイントに分けて紹介します。

保険料が手頃で続けやすい

掛け捨て型の一番の魅力が保険料が割安な点です。貯蓄型の場合、保険会社はお客さまから預かった保険料で保障も貯蓄もカバーしなければなりません。それに対して掛け捨て型は、保障機能のみに特化しているため、保険料を抑えることができるのです。教育費と住宅ローンが重なるライフステージなど、家計の負担をできるだけ増やしたくない時期でも、無理のない負担で大きな保障を確保することができます。保険料の手頃さを重視した定期型として、SOMPOひまわり生命の定期保険などがあります。

貯蓄型VS掛け捨て型の図

必要な期間だけ効率よく備えられる

人生には、万一のことがあったとき、まとまった資金の確保が必要となる時期があります。例えば、子どもが大学を卒業するまでの期間や、住宅ローンの返済がある期間です。しかし長い人生の中で、そうした時期は限られています。掛け捨て型の死亡保険は、そんな期間限定のリスクへの備えに適しています。必要な保障を確保しつつ、必要性がなくなるタイミングで保険を終了できるため、ムダがありません。

保障内容を見直ししやすい

貯蓄型の場合、保障を見直すためには解約が必要となるケースが多くなります。解約時には解約返戻金が戻りますが、積み立てた金額より小さくなることがあるため、今本当に解約してよいか慎重に見極める必要があります。その点、掛け捨て型は、解約返戻金がないため悩む必要がありません。そして契約期間が比較的短く、定期的に更新があるため、見直しのよい機会となります。更新のとき、家族の状況などに変化があれば、保障を減額したり、必要に応じて別の保険へ切り替えたりすることができます。
ライフステージに応じて「今、本当に必要な分だけ」を無駄なく確保できる。それが、掛け捨て型保険です。

掛け捨て型のデメリット

便利で合理的な掛け捨て型ですが、デメリットを理解せずに加入すると、後で後悔しかねません。つぎの2点に留意し検討しましょう。

満期後の保障がゼロになる

契約期間が終わると保障も自動的に終了します。引き続き保障を確保するためには、契約を更新するか必要がありますが、保険料などの条件は変更されます。また別の保険に入る場合も、健康状態などによっては加入さえ難しくなるケースもあります。

更新型は年々保険料が上昇する

更新型の保険は、一般的に更新するたび保険料が上がります。若いときは安くても、年齢を重ねていくうちに数倍の金額となることも珍しくありません。更新時には、この先も本当に同じ保障額が必要か丁寧に検討し、不要な部分を減らしたり、他の保険との組み合わせ・切り替えを検討しましょう。

掛け捨て型が向いていない人・向いている人

掛け捨て型は、向き・不向きがはっきりしている保険といえます。以下を目安に、自分に合うかどうかをチェックしてみましょう。

掛け捨て保険が【向いていない人】・保険を貯蓄として考えたい・家族に残す資産がすでにある・保険料の負担を固定したい・一生涯の保障が欲しい【向いている人】・家族を経済的に支えている・特定の期間に大きな保障が必要・定期的に保障を見直したい・とにかく保険料を抑えたい

掛け捨て型が向いていない場合は他の死亡保険を検討しましょう。SOMPOひまわり生命でも「終身保険」や「変額保険」など、さまざまな選択肢を提供しています。

掛け捨て型に加入するときのポイント

よい保険のカタチは、家族の数だけあるもの。大切なのは「自分の家庭にとって必要なことは何か」を明らかにすることです。つぎの3点に留意して選びましょう。

必要な保障額と期間を明確にする

まず、生活費・教育費・住宅ローンなど、万一のことがあっても家族が生活を維持するために必要となる金額を具体的に算出します。そこから公的保障である遺族年金や団体信用生命保険、貯蓄により補える分を差し引いた額が「保険で備えるべき金額」です。なお、教育費は子どもの教育期間が終われば不要になります。また子どもが独立すると生活費も減少します。このように時期により必要保障額が変化することに留意して考えることが大切です。

保険料と保障内容のバランスを考える

万一のときの生活を守るために高い保険料を負担した結果、現在の生活が行き詰まっては本末転倒です。保険料が割安な掛け捨て型とはいえ、年齢や健康状態、契約年数によっては保険料が高くなる場合もありますので、無理なく払い続けられる金額か慎重に判断しましょう。

専門家に相談する

必要保障額を導き出すにあたり考慮すべき公的保障の内容について、しっかり把握しているという方は意外と多くありません。また、「家計に見合った負担のバランスと言われてもよく分からない」という方もいることでしょう。そんなときは、保険会社の担当者やファイナンシャルプランナーに相談するのが有効です。SOMPOひまわり生命でも、保険に加入するしないに関わらず専門家のアドバイスが受けられる相談窓口を設けています。

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受取人を適切に設定する

いざというとき、あなたが望んだ相手に保険金が渡るように、受取人の設定は欠かせないチェックポイントです。受取人を誰にするか、また、渡したい相手が複数いる場合は分配方法をどうするかなど、申込み前に明確にしておましょう。また加入後も、結婚や家族構成の変化などに応じて見直すことが大切です。SOMPOひまわり生命保険の「MYひまわりアプリ」のように、さまざまな手続きをアプリで行える保険会社も増えています。上手に活用して、滞りなく手続きをしましょう

定期的に見直す

結婚、出産、転職、住宅購入、子どもの独立など、ライフイベントによって「守るべき相手」や「必要な保障額」は大きく変わっていきます。家族が増えれば保障額を増やす必要があります。子どもの独立後には逆に保障を減らしても良い場合があります。掛け捨て保険は更新時が見直しの絶好の機会となりますので、必ず確認するようにしましょう。

まとめ

掛け捨て型は、万一に手厚く備える必要のある時期だけ、手頃な保険料で保障を確保できる保険です。
「保険料が抑えられる」「必要な期間に必要な分だけ備えられる」「ライフステージに合わせて見直しやすい」というメリットがあり、特に「子育て期」や「ローン返済期」など、大きな保障が必要となる期間の備えとして非常に合理的といえます。一方で、契約期間が満了すれば保障はゼロになる点や更新時の保険料上昇など、理解しておきたい注意点もあります。
選択に迷う場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家や保険会社に相談し、自分に合った無理のない備え方を見つけることが大切です。正しい知識に基づき選んだ掛け捨て型の死亡保険は、あなたと家族の将来を守る確かな備えとなります。

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橋浦 康範(はしうら やすのり)
監修 橋浦 康範(はしうら やすのり)

経歴:2012年入社。FP(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)保有、2025年度MDRT成績資格会員。保険提案に加え、投資・資産運用・住宅購入前の資金相談まで幅広く支援。東北エリアのハウスメーカーと提携し、ライフプラン業務を担当。上場企業向けのマネーセミナーにも登壇し、専門知識を活かした情報提供を行っています。

「保険以上の価値の提供」をモットーに活動中。

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