給与所得者の保険料控除申告書の記入方法

Step.1必要資料のご準備と確認項目

【1】下記資料をお手元にご準備ください。

  1. 給与所得者の保険料控除申告書
  2. 「生命保険料控除証明書」または「生命保険料控除申告予定額のお知らせ」

【2】「生命保険料控除証明書」または「生命保険料控除申告予定額のお知らせ」に印字の以下項目をご確認ください。

  1. ご契約情報(ご契約者名、保険種類 など)
  2. 適用制度(「旧制度」「新制度」)
  3. 控除枠(「一般生命保険料」「介護医療保険料」「個人年金保険料」)

Step.2 「給与所得者の保険料控除申告書」の記入

「給与所得者の保険料控除申告書」の記入方法についてご案内します。

1.契約情報の記入

保険料控除申告書契約情報の記入の図 

◆保険会社等の名称
契約している保険会社の名称をご記入ください。

◆保険等の種類(❶)
証明書の①「保険種類」を転記ください。

◆保険期間又は年金支払期間(❷)
証明書の②「保険期間」または「年金支払期間」を転記ください。

◆保険等の契約者の氏名(❸)
証明書の③「ご契約者」を転記ください。

◆保険金等の受取人(❹)
・「氏名」
証明書の④「保険金等受取人(保険証券をご確認ください。)」または「年金受取人」を転記ください。
・「支払開始日」

  • 個人年金保険料の場合のみ証明書の④「年金支払開始日」を転記ください。

<控除証明書イメージ>

■一般・介護医療用
■個人年金用
  • 「生命保険料控除申告予定額のお知らせ」はレイアウトが異なります。項目名と照らし合わせてご確認ください

2.適用制度と保険料等金額の記入

保険料控除申告書適用制度と保険料等金額の記入の図 

◆新・旧の区分(❶)
証明書の①で適用制度をご確認いただき、新・旧該当する方に「○」をご記入ください。

◆あなたが本年中に支払った保険料等の金額(❷)
払込方法ごとに、申告書(a)欄に記入する金額が異なります。記入する金額は、下表を参照ください。

 

◆支払った保険料等の合計金額(❸)
新・旧の制度区分ごとに合計して、合計金額をA~E欄にご記入ください。

<控除証明書イメージ>

■一般・介護医療用

Step.3生命保険料控除額の記入

令和8年度税制改正(租税特別措置法)にともない、令和8年・9年の生命保険料控除について、以下のとおり所得控除限度額の一部が拡充されます。

23歳未満の扶養親族*1を有する場合、一般生命保険料控除の所得控除限度額が 6万円に拡充されます*2。なお、全体の所得控除限度額(一般・介護医療・個人年金の合計)は従来どおり12万円で変更ありません。

  • *1原則として、その年の12月31日時点の現況に基づきます。
  • *2例えば、ご夫婦に23歳未満の扶養親族が1人いる場合、ご夫婦それぞれがこの拡充措置の対象となります(生計を一にする親族に23歳未満の扶養親族がいる場合は、両親に限らず対象となります)。

ご不明な点につきましては、所轄の税務署等へお問い合わせください。

23歳未満の扶養家族の有無によって、下記<1><2>どちらかのケースをご参照ください。

<ケース1>年齢23歳未満の扶養親族が「無」に該当する場合>

  1. 1.申告書下部に記載されている計算式に基づいて、新・旧の区分ごとに生命保険料控除額を計算して申告書の(❶)の 部分(申告書の①③⑥⑦)に記入してください。
    • ※生命保険料計算で1円未満の端数があるときは、その端数を切り上げてください。
①⑥:A、Dの金額をそれぞれ計算式Ⅰ ( 新保険料等用) に当てはめて計算し、金額を記入します。
(最高額:40,000円)
例)① 46,400(A)×1/4+20,000=31,600
①:31,600円
例)⑥ (D)は0円のため、0円
⑥: 0円
③⑦:B、Eの金額を計算式Ⅲ ( 旧保険料等用) に当てはめて計算した金額を記入します。
(最高額:50,000円)
例)③(B)は105,000円:100,001円以上となるため50,000円)
③:50,000円
例)⑦ 96,000(E)×1/4+25,000=49,000
⑦:49,000円
  1. 2.申告書の(❷)の部分(申告書の④㋑㋺⑧㋩)を記入します。
④:①+③の合計額を記入します。
(最高額:40,000円)
例)31,600(①)+50,000(③)=81,600
④:40,000円
㋑:③か④のいずれか大きい金額を記入します。
例)③は50,000円、④は40,000円、③>④のため、
㋑:50,000円
㋺:Cの金額を計算式Ⅰ(新保険料等用)に当てはめて計算した金額を記入します。
(最高額:40,000円)
例)㋺ 46,400(C)×1/4+20,000=31,600
㋺:31,600円
⑧:⑥+⑦の合計金額を記入します。
(最高額:40,000円)
例)⑧ 0(⑥)+49,000(⑦)=49,000
⑧40,000円
㋩:⑦と⑧のいずれか大きい金額を記入します。
例)⑦は49,000円、⑧は40,000円、⑦>⑧のため、
㋩:49,000円
  1. 3.申告書の(❸)の部分に、㋑㋺㋩の合計金額を記入します。
    (最高額:120,000円)
例)50,000(㋑)+31,600(㋺)+49,000(㋩)=130,600 のため、120,000円
上記の場合、本年度の生命保険料控除額は120,000円となります。
生命保険料控除額の記入方法の図

<ケース2>年齢23歳未満の扶養親族が「有」に該当する場合

  1. 1.申告書下部に記載されている計算式に基づいて、新・旧の区分ごとに生命保険料控除額を計算して申告書の(❶)の 部分(申告書の②③⑥⑦)に記入してください。
    • ※生命保険料計算で1円未満の端数があるときは、その端数を切り上げてください。
②:Aの金額を計算式Ⅱ ( 年齢23歳未満の扶養親族を有する場合の新保険料等用)に当てはめて計算した金額を記入します。
(最高額:60,000円)
例)② 46,400(A)×1/2+15,000=38,200
②:38,200円
③⑦:B、Eの金額を計算式Ⅲ ( 旧保険料等用) に当てはめて計算した金額を記入します。
(最高額:50,000円)
例)③(B)は105,000円:100,001円以上となるため50,000円
③:50,000円
例)⑦ 96,000(E)×1/4+25,000=49,000
⑦:49,000円
⑥:Dの金額を計算式Ⅰ(新保険料等用) に当てはめて計算した金額を記入します。
(最高額:40,000円)
例)⑥ (D)は0円のため、0円
⑥: 0円
  1. 2.申告書の(❷)の部分(申告書の⑤㋑㋺⑧㋩)を記入します。
⑤:②+③の合計額を記入します。
(最高額:60,000円)
例)⑤ 38,200(②)+50,000(③)=88,200
⑤:60,000円
㋑:⑤の金額を記入します。
例)⑤は60,000円のため、㋑は60,000円
㋑:60,000円
㋺:Cの金額を計算式Ⅰ(新保険料等用)に当てはめて計算した金額を記入します。
(最高額:40,000円)
例)㋺ 46,400(C)×1/4+20,000=31,600
㋺:31,600円
⑧:⑥+⑦の合計金額を記入します。
(最高額:40,000円)
例)⑧ 0(⑥)+49,000(⑦)=49,000
⑧40,000円
㋩:⑦と⑧のいずれか大きい金額を記入します。
例)⑦は49,000円、⑧は40,000円、⑦>⑧のため、
㋩:49,000円
  1. 3.申告書の(❸)の部分に、㋑㋺㋩の合計金額を記入します。
  2. 4.申告書の(❹)の部分に年齢23歳未満の扶養親族のお名前を記入します。2人以上の年齢23 歳未満の扶養親族を有する場合は、いずれか1人のお名前を記入します。
    • ※詳細は申告書の「年齢23歳未満の扶養親族を有する場合の生命保険料控除の特例についてのご注意」をご確認ください。
給与所得者の保険料控除申告書