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もしかして認知症かも…どう対応するべき?家族が最初にやるべき4つステップを解説します!

ご家族に認知症の疑いがある場合、早期の気づきと適切な対応が重要です。この記事では、もしもの認知症に、これからどう備えればいいの?いう疑問に答えながら、認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)から、具体的な認知症ケアまでを解説します。

まず、認知症のサインの見極め方や、専門機関への相談方法をわかりやすくご紹介します。さらに、認知症への備えとして、「保険」を使ったお金の備え、在宅ケアや施設入居などの「介護サービス」についても詳しく説明します。

慌てない第一歩

大切なご家族の「いつもと違う」変化に、大きな不安を感じていらっしゃるかもしれません。しかし、認知症のサインに早期に気づき、正しく対応することで、進行を緩やかにし、ご本人とご家族の負担を軽くすることが可能です。

SOMPOひまわり生命は、日頃から「お客さまが自分らしい人生を過ごせる社会」をサポートしたいと願っています。

その想いから、不安を抱えるご家族が少しでも前向きに課題と向き合えるよう、これからやるべきことを分かりやすいチェックリストにまとめました。

家族が最初にやるべきことリスト

やること ポイント 行動のタイミング

気になる変化をメモします。 いつから/どんな場面で/頻度などを記録します。(例:同じ話の繰り返し、約束を忘れる) 気づいたら都度メモをし、週に1回程度見直して整理しましょう。

安全に関わる心配事を洗い出します。 火の不始末・外出時の迷子・金銭管理など、「事故予防」を最優先に考えます。 【最優先】危険を感じたら、すぐに対策を考えましょう。

相談先を探し、連絡します。 どこに相談すればいいか分からない場合は、まず「地域包括支援センター」か「かかりつけ医」にご連絡を。 【お早めに】一人で悩まず、1週間以内を目安に連絡してみましょう。

家族内の役割分担を決めます。 連絡窓口、病院への付き添い、手続き担当などを決め、一人の負担が大きくならないようにします。 【お早めに】家族が集まれるタイミングで、早めに話し合いましょう。

受診に向けた準備をします。 「認知症の検査」と伝えると抵抗されることも。「健康診断」「体調の相談」など、伝え方を工夫します。 本人の様子を見ながら、状況に応じて進めましょう。

介護保険やサービスについて調べます。 要介護認定の流れや、どんなサービス(訪問介護、デイサービス等)があるかを確認します。 必要性を感じたタイミングで、情報収集を始めましょう。

ステップ1:これって認知症?「いつもと違う」に気づく

「最近、親の物忘れが気になる…」「もしかして、認知症の始まり?」
このようにご家族の些細な変化に気づき、不安を感じたときにまず知っておきたいのが、「加齢による自然な物忘れ」と「認知症による記憶障害」は違うということです。

まずは、ご家族の様子を注意深く見守り、認知症の症状のサインがないか日々の小さな変化を記録することから始めましょう。

【認知症のサインかもしれない症状の例】

記憶の障害
  • 食事をしたこと自体を忘れてしまう。
  • 同じことを何度も言ったり、聞いたりする。
  • 昔のことは鮮明なのに、ついさっきの出来事を思い出せない。
時間・場所がわからない
  • 今日の日付や曜日がわからなくなる。
  • 慣れているはずの場所で道に迷う。
理解力・判断力の低下
  • 料理や買い物など、段取りが必要なことが苦手になる。
  • 些細なことで怒りっぽくなったり、疑い深くなる。
人柄の変化・意欲の低下
  • 趣味や好きだったことに関心を示さなくなる。
  • 身だしなみを気にしなくなる。

【より深く知る:「加齢による物忘れ」と「MCI(軽度認知障害)」】

ポイント:「加齢による物忘れ」との違い

昨日の晩ごはんのメニューが思い出せない」など、忘れていることを自覚しており「あれ、なんだっけ?」と思い出そうとするのが加齢による物忘れです。 一方、認知症による記憶障害は、「ごはんを食べたこと自体を忘れてしまう」など、体験そのものがすっぽり抜け落ちてしまうため、本人に物忘れの自覚がないことが多いのが特徴です。

物忘れの自覚はあるものの、その頻度や程度が年齢相応の範囲を超えている状態を「MCI(Mild Cognitive Impairment:軽度認知障害)」と呼びます。MCIは、日常生活に大きな支障はないものの、認知症へと進行する可能性のある「グレーゾーン」です。国立長寿医療研究センター等の調査も含め、MCIと診断された方のうち、およそ1割から4割程度が、その後の適切な対応(運動、食事改善、社会参加、病気の治療など)によって健常な状態に回復する(リバージョンする)ことが分かっています。
「この段階で生活習慣の改善や適切な対応を始めることで、認知症の進行を予防・遅らせるだけでなく、元の健常な状態に回復する(元に戻る)方も一定数いらっしゃいます。だからこそ、MCIの段階で早く気づき、対策を始めることが非常に重要です。

ステップ2:一人で悩まず「相談のプロ」を頼る

ご家族だけで抱え込む必要はありません。認知症の悩みについては、様々な公的相談窓口や専門機関があります。

【主な相談先】

地域包括支援センター: 高齢者の暮らしを支える地域の総合相談窓口です。保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどの専門家が、無料で相談に乗ってくれます。どこに相談すればいいか分からない場合、まずはこちらに連絡するのがお勧めです。

かかりつけ医: ご本人の普段の健康状態をよく知るかかりつけ医に相談するのも有効です。必要に応じて、専門の医療機関を紹介してもらえます。

認知症疾患医療センター: 認知症の「詳しい診断」や治療、専門的な医療相談に対応しています。かかりつけ医からの紹介が必要な場合もあります。

【ポイント:本人が受診を嫌がる場合は?】

「認知症の検査」と直接的に伝えると、ご本人が傷ついたり、拒否したりすることがあります。「市から案内のあった健康診断に行ってみよう」「最近、よく眠れていないみたいだから、一度相談してみない?」など、ご本人の気持ちを尊重しながら、受診を促す工夫が必要です。まずはご家族だけで地域包括支援センターやかかりつけ医に相談し、アドバイスをもらうのも良い方法です。地域包括支援センターに相談することで、医療・介護の専門家チーム(認知症初期集中支援チームなど)がご自宅へ訪問し、受診やケアに向けたサポートをしてくれる制度もあります。

ステップ3:認知症への備えは?「お金」と「介護」の準備

「もし認知症になったら、どうすれば…」その不安に備えることが、ご本人とご家族の未来の安心につながります。ここでは、具体的な「認知症への備え」について解説します。

【認知症への備え①「公的介護保険制度」を知る】

ご本人がお住いの市区町村の窓口で『要介護認定』を申請し、認定を受けた後、ケアマネジャーと相談してケアプランを作成することで、様々な介護サービスを原則1〜3割の自己負担で利用できます。例えば、ヘルパーに自宅に来てもらい身体介護や生活援助をしてもらう「訪問介護」や、日帰りで施設に通い、食事や入浴、レクリエーションなどを受ける「デイサービス(通所介護)」など、多様な介護サービスが用意されています。

【認知症への備え②:「保険」で経済的な安心を確保する】

公的介護保険だけではカバーしきれない費用や、より手厚い介護を選択するための経済的基盤として、民間の保険が有効な選択肢となります。認知症と診断された際に一時金や年金を受け取れる保険は、ご本人とご家族が安心して暮らしていくための「お守り」です。経済的な余裕は、心の余裕にもつながります。

【認知症への備え③:「施設」という選択肢も知っておく】

在宅での介護が難しくなった場合や、より専門的な認知症ケアが必要になった場合、介護施設への入居も重要な選択肢の一つです。グループホーム(認知症対応型共同生活介護)や介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)など、様々な種類の施設があります。早い段階から情報を集め、見学に行っておくことで、いざというときに慌てず、ご本人に合った環境を選ぶことができます。 私たちSOMPOグループで介護事業を展開する「SOMPOケア」でも、ご本人の状態に合わせた様々な施設をご用意しており、ご家族の施設選びをサポートしています。

ステップ4:適切な「認知症ケア」で、一人で背負わない環境をつくる

認知症の介護は、ご家族だけで抱え込むものではありません。専門家の力を借り、適切な認知症ケアの環境を整えることが、ご本人とご家族、双方の負担を軽減します。

【介護疲れに陥る前に、ご自身の心のケアも忘れずに】

「介護者(ケアラー)」自身の負担は計り知れません。終わりが見えない介護は、精神的・肉体的な介護疲れにつながりやすくなります。時には休息をとり、自分の時間を持つことを意識しましょう。同じ立場の人が集まる「家族会」などに参加し、悩みを分かち合うことも、心の支えになります。

【「介護離職」を避けるために】

介護のために仕事を辞めざるを得ない「介護離職」は、2022年には年間約10万人にのぼり 、大きな社会問題にもなっています。ご家族の生活基盤を守るためにも、一人で抱え込まず、外部のサービスを積極的に利用するとともに、職場の『介護休業』や『介護休暇』などの両立支援制度を確認し、上手く活用することが、結果的にご本人のためにもなります。

【SOMPOグループの総合的な認知症サポート】

SOMPOグループは、SOMPOひまわり生命の保険によるお金の備えから、SOMPOケアの在宅介護、施設介護まで、専門的な認知症ケアのサービスを総合的に提供し、ご家族を支える体制を整えています。
SOMPOひまわり生命では、無料で専門家のアドバイスが受けられる相談窓口を設けています 。

保険の選び方が分からないあなたへ保険のプロが無料で解決します

SOMPOケアでは、介護の総合ブランドとして、在宅から施設までフルラインナップの介護サービスを提供しています。 お一人おひとりの状態に合わせた「カスタムメイドケア」を通じて、自分らしい暮らしを続けられる環境づくりに
取り組み、認知症ケアについても、専門性の高いケアの追求と、社会・地域全体で支える環境づくりを掲げています。

『介護の不安や疑問は、私たちSOMPOグループにご相談ください。
親身にサポートします。』

おわりに:希望をもって、一歩ずつ

ご家族が認知症かもしれない、という現実は、ご本人にとってもご家族にとっても、非常につらいことかもしれません。しかし、決して一人ではありません。公的なサポートや、民間の保険や介護サービスなどを上手に活用しながら、希望をもって、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 認知症は治りますか?
A. 残念ながら、現時点でアルツハイマー型認知症などを完治させる治療法は確立されていません。しかし、薬物療法やリハビリテーションによって、症状の進行を遅らせたり、緩やかにすることは可能です。早期発見・早期対応が非常に重要です。
Q. 認知症は予防できますか?
A. バランスの取れた食事、定期的な運動、趣味や人との交流を持つことなどが、認知症の発症リスクを低減させることが報告されています。また、聴力低下への早めの対応(補聴器の利用など)も、脳への刺激を保ち孤立を防ぐ観点から重要視されています。
監修 坂梨 浩太(さかなし こうた)

SOMPOケア株式会社ウェルビーイング事業部
介護支援専門員、介護福祉士、認知症ケア専門士
経歴:2011年入社。約10年にわたり介護施設での現場を経験したのち、現職へ。現場での経験から、認知症も含めた「介護予防」の重要性を強く感じ、現在は予防に関するコンテンツの制作・配信に注力している。
得意領域:施設介護、介護予防全般、認知症ケア


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